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小児矯正についてのご質問
>>小児矯正についてはこちらから!
以下の内容は個人的な経験に基づくものです。大部分は、過去の研究結果などにより科学的根拠がありますが、すべての歯科医師・矯正歯科医が共有する考えではありません。また、歯並びの問題は大変個人差が大きく、診査診断には高度な専門知識が必要です。ご心配なことがある場合は、直接ヒロデンタルオフィスにてご相談いただくことをお勧めます。(回答者:小児歯科認定医 坂部 潤)
Q1
何歳ごろから歯並びの治療をしたほうがいいのでしょうか?
A
歯並びの問題の種類や重症度にもよりますが、受け口やあごの左右への偏位などでは3歳ころから治療を開始したほうがよい場合もあります。一般的には5〜7歳ごろに1期治療を開始するのが理想的なことが多いです。
Q2
学校検診で不正咬合と指摘されたのですが・・・
A
近年、日本でもやっと不正咬合の早期治療(小児矯正)の有効性が認められるようになり、保健所や学校の検診でも歯並びの診査が加わりました。不正咬合と指摘された場合は、お子さまやご家族の方があまり気にならない場合でも一度ご相談ください。
Q3
以前、矯正専門医に歯並びのことを相談し、「治療するのはまだ早い」といわれたが心配・・・
A
ヨーロッパをはじめとする欧米では古くから行われ、その有効性が確立している小児矯正ですが、日本では一般歯科医だけでなく矯正専門医の間でも、小児矯正の有効性や診断基準がよく知られていないのが現状です。もちろん成長期の後半から治療を開始したほうがいい場合もありますが、ご心配な点などがある場合にはご相談ください。
Q4
こどもが小さいため小児矯正のための装置をうまく使えるか心配・・・
A
小児矯正で用いる取り外し式装置はヨーロッパなどでは90年以上前から子どもの矯正器具として使われています。お子さまの年齢なども考慮して治療装置の形を決めるため、使い始めはしゃべりにくいなどの違和感はありますが、成人矯正のような痛みを感じるとこはほとんどなく、たいていのお子さま(3歳〜)は上手に使えています。(どのような治療方法でもお痛みや違和感の感じ方にはかなり個人差があります)
Q5
小児矯正治療をすることで虫歯になりやすくならないか心配・・・
A
取り外し式装置は食事や歯磨きの時には外しますので、通常通り歯を磨いていれば虫歯のリスクが増えることはありません。固定式装置を使う場合は、装置の周りに汚れがたまりやすくなるため、装置の形を考慮した歯磨き方法を実践していただく必要があります。
Q6
治療後の後戻りが心配・・・
A
小児矯正に限らず成人矯正においても治療後の後戻りの危険性はあります。一般に、あごの骨の矯正(1期治療)については、より早期にはじめたほうが後戻りの危険性は少ないといわれていますが、基本的に治療後も定期的なチェックが必要です。(後もどりの危険性は不正咬合の種類により大きく異なります)
Q7
小児矯正と成人矯正の違いはなんですか?
A
小児矯正の最大の特徴は骨格的な問題を、永久歯が生えそろう前に、治療することができることです。一方、成人矯正では多くの場合、歯の位置異常のみを直し、骨格的な問題が大きい場合は外科処置が必要になります。一般的に「歯並びの問題」といっても「歯の位置」の問題ではなく「歯の植わっているあごの骨の大きさやバランス」の問題のことも多く、このような「あごの骨」の問題は、骨が柔らかく、これから成長する子どものうちにしか治せません。(もちろん成人になってから治療したほうがいい不正咬合も有ります)
Q8
親の歯並びが悪いので子どもの将来の歯並びが心配・・・
A
不正咬合の原因のひとつに遺伝的要因があります。とくに受け口など骨格的な問題は、遺伝することが明らかになっています。もちろん、ご両親に歯並びの問題があってもお子さまには現れない場合もあります。ただ、お子さまの歯並びにまだ問題がなさそうでも、予防矯正が必要な場合もあります。ご心配な場合は、一度ご相談ください
Q9
不正咬合が「自然治癒」することはないのですか?
A
可能性としてはあります。とくに乳歯の歯並びや前歯の永久歯への生え変わりの時期などの歯と歯の間の隙間などは生え代わりが進みにつれて直ることが多いです。逆に受け口やあごの骨が狭くて歯がきちんと並ばない場合などは自然治癒がほとんど期待できず放置すると問題が重症・複雑化してしまうこともあります。
Q10
小児矯正で使う装置が合わなくなったり壊したりしてしまわないか心配・・・
A
治療期間中、通常の使用での破損や成長や歯の生え変わりのため装置が合わなくなってしまった場合は、こちらで修理・再製作します。紛失してしまった場合は、実費(15,000円〜)をご負担いただきます。ただ、紛失は装置を使い始め1〜2ヶ月の間に起こることがほとんどでその期間さえ気をつけていただければ無くしてしまう事はほとんどありません。
Q11
装置を使うことで学業への影響や学校で「いじめ」を受けないか心配・・・
A
小児矯正中、装置を学校でも使っていただく場合があります。そのような場合は、極力目立たない形のものを使用します。(当医院では「ヘッドギアー」などの頭や顔に装着する装置を昼間使っていただくことはありません)また、学業に支障がある場合は、ご本人の判断で2〜3時間程度、装置をはずすことは可能です。さらに、近年は矯正治療への理解や認知も広まっています。そのため、当医院で治療中の患者さんでそのようなトラブルになった方はほとんどいません。万が一、学校生活などに支障が生じる場合は、ご相談の上、在宅中のみ使用する装置などへ変更します。
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